非破壊検査で用いられる放射線や超音波を使った方法とは?
非破壊検査では放射線や超音波を使った方法を用いることが多いです。
放射線法はX線やγ線を被検査物に照射し、透過、または散乱された放射線を検出することで、内部の構造や欠陥を観察します。
コンクリートの厚さや鉄筋の配置を調査するために使用されます。
厚みのある対象物にも有効ですので、例えばオフィスビルや病院、学校、橋梁、競技場など、様々な大規模建造物に対して有効な手段です。
入射することで、内部の傷を見抜くことができますので、表面を傷つけずに損傷状態を把握することができます。
他には超音波を被検査物に送り込み、反射波を検出することで内部の構造や欠陥を確認する方法もあります。
放射線はレーザーを使って検知する方法ですが、音波は音の反響によって内部構造を調べる手段です。
鉄筋の位置や長さ、コンクリートの腐食や割れ、欠陥の有無を確認するために使用されます。
これらの非破壊検査方法は、建物を壊さずに配筋調査を行えるため、建物の耐久性を保ったまま検査でき、多くの場面で用いられています。
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