超音波探傷試験の仕組みをご紹介します
株式会社3Tの業務としての非破壊検査の中でも超音波探傷試験は、超音波を使用した非破壊検査の手法です。今回は、この超音波探傷試験の仕組みについて、皆様に少しお話をさせて頂きたいと思います。
超音波というものは、物質の中で反射をしますので、発した超音波が反射する量、大きさなどにより欠陥を突き止めていきます。
この手法としては、垂直探傷があり、真上からそこにめがけて超音波を入れ、底につくまでに反射があるかによって欠陥を確認します。場合によっては、真上から入れられない場合もあるかと思いますが、その場合は斜めから入れる斜角探傷を利用します。
また、リニアスキャンという手法を使用して、探触子を動かすことによって腐食状態のマップを作成し、欠陥を可視化することもできます。このリニアスキャンを斜めから超音波を入れたものがセクタースキャンと呼ばれ、溶接部などに利用されます。
株式会社3Tは福岡県北九州市を拠点に、非破壊検査を行っております。
主に機器や構造物の品質管理のための検査を行っており、検査対象物は破壊することなく超音波や放射線透過試験(レントゲン)などを用いて検査を行います。
現在、求人を行っております。未経験の方でも歓迎しておりますのでご興味のある方はぜひお問い合わせください。